最古のカードの一つビスコンティ・スホルツァ版(ピアポント・モルガン-ベルガモ・パック)タロットに、ゴールドをふんだんに使用し当時の豪華さを表現し扱いやすいサイズにした豪華なカード。『ネフェルタリー・タロット』と同じく、背景を大変きらびやかなゴールド仕様とした美しいタロット。オリジナルはイタリアのミラノにおいて1460年頃製作されたもので、78枚中、74枚が現存しており残り4枚(悪魔、塔、剣の3、コインの騎士)はブルガリアの画家A.A.Atanassov (Atanas アレクサンダー Atanassov)が再現させたもの。悪魔や塔などは、オリジナルの雰囲気を良く出したU.S.GAMES社製の復刻版や、同じA.A.Atanassovが監修している「ビスコンティ・タロット(ミニ版)」とも違っており、比べて見ると面白い。見本写真では、現物のカードのゴールド部分が黒く写ってしまい、きらびやかさがお伝え出来ないのが残念。
小アルカナ数礼。
英語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、フランス語、各12ページ程、計63ページの解説付き。
78枚 サイズ〔120×66〕
[イタリア・LO SCARABEO社製]