16種類のシンボルを使うジオマンシー(土占い、または砂占い)の解説と、それを進化させた32枚の「アラビアンジオマンシ―カード」の解説書。
9世紀頃のアラビア半島周辺地域で行われた、「砂の占い」が起源と考えられているジオマンシーは、四段の陰と陽でできた16種類の図形を使用して占い「易」の陰と陽を連想させるので、「西洋の易」とも言われています。天使ジブリ―(天使ガブリエル)が、賢者イドリー(ヘルメス・トリスメギストス)に授けた秘法との伝説や、ナポレオンがエジプト遠征から占法を持ち帰ったという伝説もあるジオマンシ―は、19世紀末から20世紀初頭のタロットカード魔術で有名な魔術結社ゴールデンドーン(黄金の夜明け)でも扱われ進化し、「トート・タロット」でも有名なアレイスター・クロウリーもジオマンシ―の著作を出版しています。
本書には、ゴールデンドーンで制作された「ジオマンシーの護符」の作成方法や使用法も記載されています。
内容:日本語182ページ
サイズ:A5版、H210×W149×D14[mm]
著者:高橋桐矢
[ 日本・発行:FCM ]