古書籍。
昭和48年(1973年)に日本で最初にタロットカードと解説書のセットで市販された書籍。
昭和36年(1961年)に、私家版として山田美登利氏がウェイト版を模写したタロットと「タロットカード占法典」と共に出版しているが。一般の出版社が出版、販売したものは、これが初めてとなる。
カードの大アルカナはマルセイユ版に沿って制作され、小アルカナはウェイト版をマルセイユ版風に描いた珍品で、伊藤逸平氏の助言で画家松村雅一氏が描いたオール絵札のタロットとなっている。著者の中井勲氏の解説は当時のタロットへの熱い思いが感じられ、タロット収集家で共立女子大学教授の吉田正俊教授が推薦の辞を寄せている。
【昭和48年10月発行品】
*経年のため外箱、書籍、カード共にヤケ、シミ、傷みがあります。帯ありません。カードは78枚揃っていますが、かなり使用感があります。書き込みはありません。
中井勲著
日本語
[ 発行所:継 書房。発売元:高等教育研究会 ]