20世紀前半のフランス フリーメイソンの中心的人物オスワルト(オズワルド)・ウィルト(1860年~1943年)のカード。ウィルトは1887年に「薔薇十字カバラ団」の創設メンバー、スタニスラス・ド・ガイタと出会い、秘書となり1889年にガイタの指示でエリファス・レヴィが果たせなかった、最初のカバラ的、22枚のオカルトタロットの制作をした。このカードは1926年にウィルト自身がデザインをあらため「中世のアーティストのタロット」と題して出版した22枚のカードで、カードのサイズはやや大き目だが、現在78枚版で出版されているカードより、1926年版のオリジナルに近い絵柄で制作されている。メタリック加工が施された綺麗なカード。しっかりしたハードボックス入り。
22枚 サイズ〔144×80〕
英語、イタリア語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ロシア語各5ページ程、合計35ページ解説付き。
このカードは、78枚化されたタイプもあります。
[イタリア・LO SCARABEO社製]