18世紀半ば(1750年頃)のイタリア・ボローニャにおいて「Al Soldato」(兵士)の看板を掲げた熟練カード職人の工房で制作されたカード。イタリア語で「タロット」は「Tarocco(タロッコ)」と呼ばれるが、このカードは小アルカナ(数札)の「2、3、4、5」のカードを4つのスートすべてから取り除きボローニャ地方独自の62枚構成の縮小版となっており「タロッキーノ(Tarocchino = 小さなタロット)」と呼ばれている。また、大アルカナは、1725年のボローニャのキリスト教教会(教皇庁)からの「世俗的な権力者や宗教的な最高権威をカードに描くのは不謹慎である」という政治的・宗教的な圧力を受け、女教皇(II)、女帝(III)、皇帝(IV)、教皇(V)の4枚のカードの絵柄を「4人のモーロ人(イスラム教徒の徒・東方の王のような姿の人物)」に差し替えられるなど、多くの特徴をもつ興味深いカードとなっている。
2022年に2999部限定で復刻された版で、見本画像はNo.1103
小アルカナ数札。
62枚 サイズ[122×55]
英語、イタリア語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語、各5ページ程、合計32ページの解説付き。
[イタリア・LO SCARABEO製]




