現在流通する「ルノルマン」の名前を冠したカードの最初期に制作されたと考えられるルノルマンカードの復刻版。
1794年にフランス軍に占領され1801年から1815年までフランスの一部であり、多くの文化的影響を受けたドイツのコブレンツで、フランスの有名な占い師のマドモアゼル・ル・ノルマン(マリー・アン・アデレード・ルノルマン(1772年–1843年))が亡くなった1843年の数年後の1846年頃、出版社J.F. August Reiffによって「Lenormand」という名前でリリースされたカードの復刻版。この1846年の50年近く前の1799年にドイツ、ニュルンベルグにおいて、ヨハン・カスパー・Hechtelにより制作グスタフ・フィリップ・ヤコブ・ビーリングによって出版された「希望のゲーム」と呼ばれるカードを基に制作されており、多くのカードが「希望のゲーム」と同じ絵柄が採用されている。当時のカードを正確に再現しており、現在のプチ・ルノルマンより一回り小さくカードの四隅は切りっぱなしの角のあるタイプで、裏模様も無地のタイプとなっている。『プライマル・ルノルマン (The Game of Hope)』の解説も担当している、文化研究者アレクサンダー·グルック監修のドイツ語、フランス語、英語、各30ページ程、計90ページ程の解説書付き。
36枚 サイズ:75×44mm
[ドイツ・ AGM-urania]
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