1982年ローマ生まれのイタリアの画家でイラストレータのマルコ・プロイエットが制作した、白(Bianco)黒(nero)と名付けられたタロットカード。解説はマルコ本人と1985年頃よりタロットリーダー、作家として活躍している、ニューメキシコ在住のアルウェン・リンチが共同で執筆している。彫刻の詳しい研究も行ったマルコの白と黒の線画のカードは、ギュスターヴ・ドレ(Gustave Doré)のアンティーク彫刻やアルブレヒト・デューラー(Albrecht Dürer)の木版画とカルコグラフィー(銅版画)、そしてセルジオ・トッピ(Sergio Toppi)のモダンなイラストからインスピレーションを受けたカードで、古典的Visconti Tarotの図像とRider-Waite Tarotの現代的なイラストを融合させ、象徴や数字は主にウェイト版を基に製作されており、幻想的ながら硬質でスタイリッシュなタロットとなっている。
78枚 サイズ〔120×69〕
英文64ページ解説付き。
[アメリカ・ U.S.GAMES社製]