大法院住職で、セラピストでもある僧侶の草野妙敬(くさの みょうけい)さんが身延山大学長の浜島典彦先生の監修、妙智寺住職の坂井是真氏の指導を受けて制作した、6万9千384文字という妙法蓮華経を含む「法華三部経」から生まれたオラクルカード。美しいカードに触れながら法華経の教えが身につきます。
以下、草野妙敬さんの解説↓
今から約2000年前に成立した妙法蓮華経を含む「法華三部経」、正倉院にも残るほど古くから日本人にとってなじみのあるものです。その証拠に天台宗の最澄、浄土宗の法然、浄土真宗の親鸞、曹洞宗の道元、日蓮宗の日蓮といった宗派を超えた僧侶たちはもちろん、聖徳太子や、光明皇后、加藤清正、宮澤賢治などといった歴史上の偉人も重要視したことが知られています。お経というと、宗教的なものと思われがちですが、そこに記されているのは、「人生をより良く生きるため」の道しるべともいえるものです。ひとつひとつの言葉に含まれている深い哲学を読み解き、49枚のオラクルカードにしたものが『ロータスカード』です。深い哲学といっても、それを日常生活の中で活用することができなければ意味がありません。『ロータスカード』は、カードの絵を見て、メッセージを読むことによって、人生をよりよく生きていくことを力強くサポートしてくれるように作られています。私たちは日常生活を送る上で、幸運や不運をはじめとして、様々な事柄に心をもてあそばれがち。幸せを求めるのは当然ですが、「何かを得る」ことに焦点をあて、起きる出来事に一喜一憂してしまいます。しかし、『ロータスカード』を使うことで、自分に何が起きたとしても、どんな状況におかれたとしても、心安らかに動じずにいることができるようになります。ちょっとした出来事に振り回されず、人生を心安らかに本当の意味で幸せに送るための力強い味方となってくれる、新しい形のオラクルカードです。
*全49枚 サイズ〔126×89〕*外箱サイズ:H137 × W100 × D37[mm]
232ページのとても詳しい専用日本語ブックレット付き。
*著者:草野妙敬(くさの みょうけい)*監修:浜島典彦(はまじまてんげん) *指導:坂井是真(さかいぜしん) *作画:ひろん
[ 日本 ・発行:林武利 ]