1901年にコント・C・サンジェルマン(Comte C.Saint-Germain)によって「実践占星術」と題されアメリカのシカゴで出版でされた本の中に登場したタロットの日本版。以前、アメリカのU.S.ゲームズ社により1980年頃に出版され長らく絶版となっていました。U.S.ゲームズ社版に比べやや大きくなり、日本語でタイトルやキーワードが書かれ、エレメンツごとに色分けされたりと工夫がされています。大アルカナの22枚の絵柄は1896年出版のR・ファルコナーの「タロット占いの二十二のヘルメス的葉」の本に掲載された絵柄とほぼ同じで、タイトルも全てエジプト風に変えられています。これは19世紀のオカルティスト、ポール・クリスチャン(ホルテシウス・フラメル 本名ジャン=バプティスト・ピトワ)の「チェルリーの赤い人」という本の中で述べられていたタイトルに従っており、愚者のカードは普通番号なしか0という数字が割り当てられていますが、このカードではクロコダイル(ワニ)というタイトルが与えられ22の数字が割り当てられています。
78枚 サイズ〔120×66〕
「大アルカナ」キーワード表付き。
専用ポーチ(「幸運の印」が描かれたコイン(硬貨1)をあしらった、シャンパンカラーのポーチ)付き。
外箱サイズ:H142×W102×D30[mm]
著者:黒田 聖光(クリエイターズオリジナル)
[日本 ・ 黒田 聖光]




