有名で人気のあるルノルマンカード(プチ・ルノルマン)の基になった重要なカードの復刻版。
プチ(ペティ)・ルノルマンが1845年頃にオーストリアのピアトニック社より登場したとも言われるが、それより50年近く前の1799年に、ドイツ、ニュルンベルグにおいて、ヨハン・カスパー・Hechtelにより制作され、グスタフ・フィリップ・ヤコブ・ビーリングによって出版された「希望のゲーム」と呼ばれるカード。
このカードは、マドモアゼル・ル・ノルマンが亡くなった1843年から数年を経た1846年、1800年前半に一時期フランス領となっていたドイツのコブレンツでJ.F.August Reiff 出版社から「Lenormand」という名前でリリースされ、それがルノルマン由来のカードとして使用されるようになった様で、その前後、1845年?頃には、オーストリアのピアトニック社よりプチ(ペティ)・ルノルマンが登場した。
現在はロンドンの大英博物館に所蔵されており、カードは、クラシックな佇まいのシンボルに、左右上部には、トランプのドイツスート(マーク)と、フレンチスートが示され、「希望のゲーム」と呼ばれるサイコロを使ったゲームの使用と占いにも使用出来るカードとなっている。
36枚 サイズ:110×79mm
文化研究者アレクサンダー·グルック監修のドイツ語、フランス語、英語、各20ページ程、計60ページの解説付き。
日本語、プチ・ルノルマン解説付き。
[ドイツ・ AGM-urania]
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