最古のカードの一つビスコンティ・スホルツァ版(ピアポント・モルガン-ベルガモ・パック)タロットに、ゴールドをふんだんに使用して当時の豪華さを表現し制作した豪華なビスコンティ・(ゴールド)タロットの大アルカナ22枚のみを、やや大型化して裏模様を再デザインしたカード。(オリジナルは裏模様無し)イタリアのスカラベオ社お得意の背景を大変きらびやかなゴールド仕様とした美しいタロット。オリジナルはイタリアのミラノにおいて1460年頃製作されたもので、大アルカナ22枚中では、20枚が現存しており残り2枚(悪魔、塔)はブルガリアの画家A.A.Atanassov (Atanas Alexander Atanassov)が再現させたもの。悪魔や塔などは、オリジナルの雰囲気を良く出したU.S.GAMES社製の復刻版や、同じA.A.Atanassovが監修している「ビスコンティ・タロット(ミニ版)」とも違っており、比べて見ると面白い。見本写真では、現物のカードのゴールド部分が黒く写ってしまい、きらびやかさがお伝え出来ないのが残念。
オリジナルサイズよりは小さいが、140ミリ×80ミリの大きめのカードとなっている。
22枚 サイズ〔140×80〕
英語、イタリア語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、各5ページ程、合計24ページ解説付き。
※外箱に少し傷みがあります。
[イタリア・LO SCARABEO社製]