ヘルメス・トリスメギストス、錬金術、カバラ、フリーメーソンなど秘教本の古典的名著で日本語訳も出版されている「象徴哲学体系」の著者で、ロサンジェルスに本部を置く「哲学探究会(Tha Philosophical Research Society)」の生みの親でもあるマリン・パルマ・ホール(Manly P.Hall)(1901年~1990年)が、1853年生まれの神智学者J・オーガスタス・クナップ(J.Augustus Knapp)と共に制作した有名な秘教的タロットカード。22枚の大アルカナは、物質的次元を通しての魂の発達過程を象徴するものとして表現されており、エリファス・レヴィの対応に基づいたヘブライ語が振られている。小アルカナの数札は、「はじまり」、「対立」、「均衡」という三組をベースにしたパピュスの方法論を参考に創られており、各スートは「ソード」は「肉体」、「ロッド」は「エーテル体」、「ペンタクル」は「メンタル体」、「カップ」は「アストラル体」に関連付けられている。また、愚者を除く77枚全てのカードに、小さな特殊な魔術的メディテーション・シンボルが描かれている。
小アルカナは数札。
英文37ページ解説付き。
78枚 サイズ〔92×60〕
*このカードは絶版になり、かなりの年月を経ているため外箱の経時変化や痛みがあります。
[アメリカ(ベルギー印刷)・ U.S.GAMES社製]